物語(仮)のまとめ

林檎の能力の内の一つ。
能力の中でも異様な存在で、生物にも自然にも分類されない存在の力を操作できる。
更に、この能力だけ代償がなくなるのではなく劣化すると言う特性があり、だからこそ『亜種系(デミ・クラス)』と呼ばれている。

人の感情を操る事が出来る能力。視覚による呪いを対象に植え付ける事で、呪いにかかった人間の可笑しい気持ち、悲しい気持ち、
怖い気持ち…そう言った喜怒哀楽の感情を思うがままに操作できる。永遠に笑わさせたり、怖がらせたりする事等容易い。呪いにか
けられる人数は際限が無く、能力者を仕留めるか、一度寝るか気絶でもしない限り呪いは解けない。まさに名前の通りの道化師の様
な能力である。

姿を消し去る事が出来る能力。所謂透明人間。不可視化効果は自身に適用されるのは勿論、能力者が触れている物や人にも適用され
る。立ち止まっている時は完全に姿が消えるが、動き始めた途端に半透明へと効果が落ちる。それでも捉える事は難しくなるので、
暗殺、乱戦共に役立ってくれるだろう。尚、不可視化能力発動中は呼吸がしづらくなる。つまり酸欠になりやすくなり、荒くなった
呼吸音で位置がバレる。体が消えても実体は一応存在しているので、攻撃は当たる。過信は禁物。

天候を操る事が出来る能力。出来る事はまさにそのまんまで、空の雲をあらかた消し去り快晴にしたり、雨雲を集め雷の鳴るゲリラ
豪雨を起こしたり、直接雷を落とす事も出来る。天候変化の効果はかなり広い範囲にも適応される。逆にある一定の箇所のみの天候
を操るなんて芸当も出来たりする。しかし、効果を広めるのはそう難しくはないが、狭めて場所を限定させたりするのは結構な集中
力やセンスが必要になる。尚、これも長時間の酷使は体に負荷がかかりまくるのでお勧めしない。

“血”を操る事ができる。言わば血人間。自らの血を用いてそれを水圧レーザーの様に放ったり自らを血その物に変えてしまう。更に
自分の血が含まれていれば血が含んだ物質も操れDNAすらも操る事が可能。その効果を利用してDNAに刻まれた記憶などの情報を血
によって具現化させる事もできる。あまりに強すぎる上、この存在だけで全てのパワーバランスを崩壊させてしまう。故にこの能力
は“悪魔の力”と呼ばれている。