物語(仮)のまとめ

林檎の能力の内の一つ。
主に土、水、火、雷、惑星などといった自然の物に由来する能力を得る。
これらの能力の共通点は、全て由来した自然物質に変化できる事である。

艶やかに流れる水の主となり、水を生み出し操れる能力を得る事が出来る。同時に、水中での呼吸法も得る事が可能。
集めた水を強く放出させたり、水の流れを操り、それに乗って移動したり敵にぶつけたり出来る等使い方は様々。雨水
や海水、水道管を通る水等自然に流れる水を操る事も可能。更には水の温度を急激に下げ凝固し…氷へと変化させる能
力をも秘めている。因みに汚染水を浄化させる能力も持つ。しかしこれは能力者にかなりのストレスがかかるので、連
続使用は不可。

緑と一心同体となり草や樹、花や作物等の生命を生み出す事ができる。生み出す場所は主に土。他にコンクリートや鉄
の上等あらゆるところに緑を生み出す事が可能。良質な土、良好な天気の下だと更に健やかに、伸びやかにかつ強靭に
生命が育つ。枯れきった物にも成長を促進出来る。しかし、一心同体となった者にも良質な水、食べ物…日光や空気を
摂取しなければ本来の力を出せなくなる。1番の大敵は汚染物質。触れずとも大量に吸い込むと能力者の体は段々と腐
り始め、最終的に死に至る。

雷の器官を我が物とし、電撃を操れる体となる。電撃を放つのは勿論、電撃を纏い自身を完全な雷の体へと変化させ、
移動する事も可能。この移動方法は空中を飛ぶ事も可能。はたや人が入れないような隙間に入っての移動も可能。尚、
敵からの電撃は完全に無効化でき、かつ自身の電撃の力を強化してくれる。だがこの能力は使用者の視力を著しく低
下させる。前述の電撃を纏った移動方法は完全に視力が無くなる。

あらゆる熱や火を操る術を身に着け、同時に能力者にそれへの強大な耐性を与える。既存の火を消したり強めたり、
周囲の気温を上下させる他、酸素がある場所ならどんな場所でも火を出現させる事ができる。この能力の使用は能力
者のカロリーを消費するため、常に食べ物からカロリーを摂取する必要がある。それをせずに能力を使い続けるか本
当に極端な能力使用をすると、能力者は最終的に生命維持に必要なカロリーすらも使い果たし、栄養不足に似たよう
な状態となって命を落とす。

炎を操る事ができる。言わば火人間。炎を放ったり自らを火に変える事ができ、近くの火ならば火力を上げて操る事
も可能。風が強ければ火で風ごと操り竜巻を起こすことも出来る。しかし使いすぎると燃料切れと言われる状態にな
り、500リットルの酒を飲まなければならない。

体の一部を太陽と同じ物へと変化する事ができる。言わば太陽人間。太陽と同じ熱量と質量を持つため、打撃として
扱う事で圧倒的破壊力を生み出せる。更に変化させた部位からプロミネンスや太陽風を引き起こす事ができ中距離に
も対応する。一見最強に見えるが、この能力は体に甚大すぎる負担を掛ける為、変化は数秒しか持たない。プロミネ
ンスや太陽風にしてもわずかの射程距離と持続時間しかなく、超短期決戦でないと最悪死亡する。しかし唯一、『鮮
血』に対抗しうる能力である事から、“神の力”と呼ばれている。